センスについて。。。


先日、Twitter上でふとしたきっかけで、テニスのセンスの話になった。センスがあるとか、センスがないとかよく言うことです。一連のツイートを次のような形で締めました。
仮に『持って生まれた人よりも上手くテニスできる能力』があるとして、自分にそれがないとする。それでも、テニスというゲーム内においては、その『センス』がある奴を負かすことができる!『センス』の量では、負けても勝負では努力次第で勝てる!だから明日もコートに立つ!それがテニスだ~~~!
なかなかわかりやすい締め方だ!笑!まあ、努力していこうよ!ってなことです。今日はこのセンスについて考えてみよう。テニスのセンスと言われると、どうしても『先天的な』というイメージがある。では、洋服のセンスとかユーモアのセンスとか言われるとどうだろう?なんか努力次第でなかなかのセンスが身につきそうな気がする。例えば洋服のセンス。これは他人にどのように見せるかを考える。派手に見せたいのか。クールにみせたいのか。それとも一般的に小綺麗にみせたいのか。ある程度の狙いがあってセンスが磨かれる。ユーモアのセンスも同じように、友達同士でバカ笑いしたいのか、プレゼンなどの中にちょこっといれるのか、その用途によって磨き方が変わってくる。とうことは、後天的なものなのです。センスを辞書で引くと『 物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き。感覚。また、それが具体的に表現されたもの。』とあります。と言うことは、この働き、感覚を磨けばセンスは手に入るということです。
なのになぜテニスセンスというと、先天的で手に入らないイメージがあるのか。テニスでセンスがあると言われる人のプレイを想像してみよう。これは僕の主観ですが、おそらくみなさんと大差ないと思います。テニスでセンスがあると言われる選手の特徴は、リラックスしていて軽くボールを打っているのによく伸びる。頑張って動いているような気がしないのに、なぜかボールのある所で待っている。など。一生懸命というか、がむしゃらにプレイしていないように見える選手のことを言うのではないでしょうか?まあ、要するにスマートなんですね。テニスが。まさに辞書で引いた通り、物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働きが他の人より抜きん出ているのだと思います。頑張って打ってるように見えなくても、自分の体の使い方を微妙な点まで悟り、スイングスピードを加速させているのでしょう。頑張って動いてるように見えなくても、相手の打ち方の微妙な点を悟りコースを読んで次のボールに備えているのでしょう。僕はこのセンスには、先天的なものと後天的なもの両方があると思います。

そして、重要なのは自分にはセンスがどのくらいあるのか?をしっかり把握することだと思います。センスがあるから強者なのではなく、センスをうまく自分のテニスに取り入れているから強い。ものすごくセンスがあるのに、
努力を怠って大成しないプレイヤーは山ほどいます。テニスには地道な反復練習が大切です。バルセロナでは、コーチからセンスの塊といわれていたマレー選手も毎日地道な反復練習を続けていました。日本人は謙遜する民族なので自分のセンスの有る無しの話になると、『ない』といってしまいがちです。でもセンスを過小評価してしまうと、『 物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き』がゼロということになってしまう。どんな人にもセンスや才能があると綺麗事をいって、そこで思考をストップさせるのではなく、どんな種類のセンスが存在し、どうやってそれを伸ばすのか?を考えるのもコーチの役割です。誰でも、興味を持てば自分の見える世界の中で、微妙な点を探し出すことができる。

それがテニスの試合の結果に直結しなくても、自分自身の感覚に興味を持つことは大切だと思います。自分にはセンスがないからといって考えることをやめる。自分自身に興味を持たずに、考えることをやめる。これは、センスの芽を摘むことになります。こういった視点を持つことは、テニスの結果に直結しなくても、その人間の自尊心の構築や、他人に対する態度の形成に大きく役立つと思います。ただ、センスがないで、考えることをやめてしまうと、他人がセンスについて悩んでいても、ありきたりのことしか言えない。。。頑張っていこう的なノリの良い言葉で締めくくってしまう。時にはそれが重要なこともあるのですが。。自分の中にあるこのセンスという言葉を悲観的にとらえるのではなく、ありのままにとらえることが大切。センスはセンスであり、それ以上でもそれ以下でもないのだから。。。ありのままが一番!
みんな成功する人は、必然的な練習をして正しい道を進んだから成功していると思いすぎだと思う。特にスポーツなんて成功する人は、あっさり成功したりする。成功している人=目指す人ではなく、適切な努力の道を探して、自分の与えられた環境の中でベストを尽くすことの方が何倍もテニスをする価値があると思う。だからこそ、自分にはどんなセンスが潜んでいるのかを探すのも面白い!
ここで終わらずにもうちょっと!俺にはセンスがないからと、がむしゃらなプレイで打って、走って勝つ選手は感動を呼びますよね?では経営センスがないとがむしゃらに頑張る経営者はどうでしょう?外交センスのがないとか、政策センスがないけどがむしゃらな政治家は?なんか頼んない気がする。。。
しかし、経営や政治のセンスなんて生まれ持ってる人なんてほとんどいないと思う。親が商売をやっていて、それを見ていたから身についたとかなんらかの理由があるはず。要するに、経営者も政治家も尊敬や羨望に値するセンスの持ち主は陰でひたすら努力して、日々そのセンスを磨きつづけているだけだと思う。だって、ただセンスがあるだけじゃ、人はついてこないよね。。テニスコーチも同じだな。。。はぁ~、がんばるか。。。笑。

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